お歳暮

現在のお歳暮

日ごろの感謝を込めて、年末の時期にギフトをすると言う風習のお歳暮。
しかしこの風習も、時が経つにつれて徐々にそのあり方が変わってきているようです。
だが、悪い方向にばかり向かっているわけではなく、むしろより良い方向に進んでいると捉える事も出来ます。

現在のお歳暮は、昔ほど多くの人に対して贈らなくなりました。
これは不況の影響もなくはないのですが、其れだけでは御座いません。
より、贈るべき相手を厳選して贈る傾向が強くなっているのです。
一見ケチっているようにおもえますが、そういう事では御座いません。

昔からの風習と言うのは、悪い意味で「義務的」「事務的」なところがありますよね。
先ず、社会一般として贈っておく。
体裁を整える為に贈る。
そうしないと、社会人としての良識を疑われる。
親からきつく言われている。
こういった、「義務的」「事務的」なお歳暮は、昔はそれは大変に多かったようです。
だが、これは確かに感謝の心と言えるのでしょうか?
その答えが、現在のより厳選していくようになった傾向に現れているのではないでしょうか。

お歳暮を贈ると言う事は、義務では御座いません。
まして、高い物を贈らないと失礼にあたると言うかんがえ方は、むしろ其れ自体が失礼です。
古きよき時代と言う言葉があるように、こういったしきたりや風習と言うのはどうしても昔の方が美化される傾向にありますが、明らかに問題はありました。
そういう意味では、現在のお歳暮のあり方の方が正しい部分も多々あるのです。
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